腰部脊柱管狭窄症

2014年1月30日 | コラム

人間の体は20歳から25歳ぐらいで完成し、それ以降は老化が始まります。
脊柱でクッションの役割をしている椎間板も20歳を過ぎると老化し始め、髄核の水分が減って線維輪にヒビが入り、腰痛の原因を作ります。

脊柱管狭窄症の原因

脊椎で頸椎から仙骨までを構成している椎骨には、椎孔と言う穴が開いていて、 一本の管のようになっています。
それを脊柱管といい、その中を脊髄が通っています。
脊髄は、脳に出入りする神経の束で、第二腰椎あたりまで続き、第3腰椎あたりからは脊髄の神経の束がばらけて、それぞれ体の各組織に向けて分かれて行きます。
この状態が馬のしっぽとよく似ていることから、これを馬尾神経と呼んでいます。
椎間板は、 20歳代から老化を始めることは、すでにご存知だと思いますが、老化のための椎体にとげのようなものができたり、椎間関節の靭帯や椎間関節が肥厚して、脊柱管を押しつぶすことがあります。その結果、脊柱管の中を通っている馬尾神経が圧迫され、腰痛が起きたり、下肢が痺れていたんだりする症状が現れます。
これを腰部脊柱管狭窄症といいます。
馬尾神経は下肢の筋肉を司っている神経なので、圧迫されると神経の働きが乱され、足に痛みが走ったり、運動が制限されるのです。
脊柱管の狭窄は、椎間板ヘルニア、脊椎分離症、脊椎すべり症、変形性脊椎症などがあると起きやすくなりますが、なかには生まれつき脊柱管が狭いために起こる場合もあります。
一般に、 40歳以上の人に多く見られます。下肢の血栓性静脈炎、動脈硬化性などの血流障害でも同様な症状が出るので、正確な判断が出ようです。
血流障害の場合は、しびれはあまり強くなく、足の先の動脈の拍動が感じられません。
腰部脊柱管狭窄症の場合は拍動が感じられ、背中をそらすと足のしびれ、脱力感が起きるのが特徴です。
椎間板ヘルニアでも同様の症状が出ることがありますが、この場合は背中を丸めると症状が悪化します。

症状

この疾患の特徴は、背筋を伸ばして立ったり歩いたりすると、脊柱管が伸びて馬尾神経がさらに圧迫されるために、下肢が痺れたり、足の運びがもつれることがあることです。
多くの場合、 200から300メートル歩いただけで、このような症状が出ます。
こういう時は、しばらく腰を丸くするようにして休むと、脊柱管が元に戻るので、症状がおさまり、また歩けるようになります。
この症状を馬尾神経間欠性跛行といい、特に朝は寒い時期に症状が出ます。
腰部脊柱管狭窄症が重くなると、仰向けに寝ても足にしびれが起こり、体を横にして背中を丸めないと眠れなくなります。
ときには排尿・排便障害を起こすこともあります。

対処療法

腰部脊柱管狭窄症と言われたら、いちどに長い距離を歩くことを避けます。歩く事は筋肉の強化に役立ちますが、この疾患の場合は症状を悪化させる恐れがあります。
痛みがひどければ、痛み止めを服用します。腰部脊柱管狭窄症用のコルセットをしたり、ホットパックや使い捨てカイロで患部を温めるのも良い方法です。
また、筋肉を鍛えるのは良いことなので、自宅で、足の腿上げ運動、机や壁などを利用した斜め腕立て伏せなどを行う事をおすすめします。
その他日常生活では、重いものを持つことや、重労働は避けます。夜、寝る時は腹巻きなどをして腰を冷やさないようにします。
また、朝、起きることが辛い時は、ベッドや床の上で簡単な体操してから起き上がるようにします。

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京都整体 あだち整体院(京都市西京区桂)の院長 安達 護

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