腰椎症

2013年11月8日 | コラム

不自然な姿勢を長年続けていると、腰や脊柱の筋肉と靭帯が萎縮するので、腰を動かすだけで痛みが起こるようになります。そういう時は、腹筋や背筋をうまく使って腰に無理な力がかからないようにすることが必要です。

腰痛症とはどんな病気か?

腰痛症

腰痛は誰にもよく起こる疾患で、日本人の成人の90%が、何らかの機会に腰痛を経験していると言われており、国民病の1つと言えるでしょう。
腰痛の原因には、椎間板ヘルニアのような腰椎の疾患、脊髄にできた腫瘍、神経の損傷、腰椎の筋肉や筋膜などの障害などがあります。
さらに、これらに含まれない原因不明の腰痛があって、それらを一般に腰椎症と呼んでいます。
X線検査やCT 、 MRIなどの検査でも、はっきりした原因が掴めないもので、このような、いわゆる腰椎症と呼ばれるものは、腰痛を訴える人の半数以上を占めています。
腰痛は、人類が二本の足で立ち上がったために、人間が背負った逃れられない宿命といいわれます。 2本足で立つようになったために、まっすぐだった背骨は、首が前、背中が後ろ、腰が前と言うように、体の横から見るとS字状のカーブを描くようになりました。
背骨は、一本の骨ではなく、 30個~34個の椎骨と尾骨が連なってできています。頭のすぐ下には、 7個の椎骨からなる頸椎、その下に12個の椎骨からなる胸椎があります。そして胸椎の下に心の椎骨からなる腰椎があるのです。
腰椎の次に、骨盤の中に入る仙骨があります。仙骨の先には、尾骨がついています。
椎骨と椎骨とが積み重なった構造の背骨をつなぎ合わせているのが、靭帯と筋肉です。特に筋肉は関節を曲げ伸ばしするときに重要な働きをするほか、背骨をまっすぐに支える役割もしています。
背骨は、立っているときは、人間の重い頭と内臓が詰まった胸とお腹を支えています。そして、腰椎はそれらを全て支えながら、人間が動くときに重要な働きをしています。
体を曲げたり伸ばしたりするときは、物を持ち上げるときにも大きな負荷が加わります。
スウェーデンの整形外科医ナケムソンがどのような姿勢のときに、どのくらいの負担が腰椎の椎間板にかかるかを調べています。
それによると、寝ているときが1番負荷が軽く、直立したときに体重と同程度の負荷がかかり、座ったり体を20度前傾させるだけで、体重の2倍の負荷が椎間板にかかります。このように、人間は腰に大きな負荷がかかる動作を毎日続けているのですから、筋肉が弱ると、腰椎が耐えきれずに腰痛を起こすわけです。腰椎症になりやすい委員は、大きく3つに分けられます。悪い姿勢と運動不足、肥満です。

①悪い姿勢

たったときに、胸がそりすぎていても、猫背でもよくありません。胸がそりすぎている場合は、腰椎の前傾が強くなるので、腰椎が圧迫されます。
猫背の場合は、背中が丸まって重心が後ろになるので、それを調整するために腰椎が前方にせり出すので、腰椎の負担が増加します。
背筋を伸ばし、あごを引き気味にして、肩の力を抜いて立つ姿勢が基本です。

②運動不足

運動しないと、腹筋や背筋などの筋力が衰えます。背骨をまっすぐに保つには、体の前面と後方で腹筋と背筋が背骨をバランスよく引っ張り合わないければなりません。
どちらかが弱くなると背骨をまっすぐに支えきれなくなるので、腰椎に無理な負荷がかかることになります。

③肥満

肥満になると、腰椎の椎間板には、増えた体重分の重さがそっくり加わるので、椎間板が損傷しやすくなります。また、お腹が前に突き出るようになるので、バランスを保つために上半身が後ろにそる形になります。こうなると腰椎が前にせり出すために、腰へ無理な力が加わり、腰痛を招きやすくなります。
妊娠の方も、よく腰痛を訴えますが、これも大きくなったお腹を支えるために腰椎が前にせり出してくるためです。
日頃から腹筋や背筋を鍛えているとてん腰痛は起きにくいのですが、運動不足がちな現代人は、ちょっと腰の負担が増えただけで腰痛を起こしてしまうのです。

腰椎症になりやすい人

腰椎症になりやすい人は、重いものを運んだり、中腰や立ち詰めで仕事をすることが多い人です。また、 1日中、椅子に座って仕事をしている人や、長時間車を運転しているドライバーも注意が必要です。椅子に座ることが、腰椎に負担をかける姿勢であることに加え、日頃からの運動不足が重なると、腰痛を招きやすくなるからです。
常に腰にストレスがかかっていると、腰椎に歪みが生じて、痛むようになります。また、腰痛になると腰椎のまわりの筋肉が緊張して血液循環が悪くなり、さらに痛みを増加させると言う悪循環になります。

症状

慢性の腰椎症の場合は、ほとんどが鈍痛で「腰が重い」「だるい」「凝る」などと言う症状が続きます。中腰などの無理な姿勢や、同じ姿勢を長時間続けると悪化しやすく、冷房のかけ過ぎで冷えたときにも痛みは増します。
その他、ベッドや布団が柔らかすぎたり、ハイヒールを長時間履くことも、腰痛を悪化させます。

家庭でできる対処療法

温めると楽になるような場合には、お風呂に入って腰部をよく温めます。また、使い捨てカイロ等を腰に当てると痛みが和らぎます。日ごろから腹筋や背筋を鍛える運動を続け、
なるべく車やエスカレーターを使わないで、階段を上り上してください。
仕事などで同じ姿勢を続けなければならない場合は、途中で休憩し、軽い体操を行なうようにしましょう。デスクワークでは、椅子の高さを調節して、足が床について膝が少し椅子より高くなるようにすると良いでしょう。
ベッドや布団は堅めのものを選び、枕は高すぎず、硬すぎないものを使ってください。ハイヒールは、長時間はかないようにします。
このように日常生活の内容を一つ一つチェックして、腰に負担をかけないことが最善の対処療法になります。

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京都整体 あだち整体院(京都市西京区桂)の院長 安達 護

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