腰痛の種類と原因、メカニズム

2013年11月13日 | コラム

腰痛は、人間が二本足で歩くようになったために背負う人間の宿命と言われています。
腰痛が起こるメカニズムを理解して、腰痛を防ぐ生活環境や健康づくりを行うことが快適な人生を送るコツといえます。

ストレスの積み重ねが腰痛発症の原因

「腰」という感じが、 「月」に「要」と書く事でもわかるように、腰は体を動かすときに、いつでも「かなめ」となっている個所です。
また、人間が二本足で立ち上がったため、 四つ足の動物に比べ、腰へかかる負担は大きくなっています。
重い頭や内臓が詰まった上体を支え、倒れないようにバランスを取りながら足を交互に出して歩く時に起かかる負担は、想像を絶するものがあります
生まれたばかりの赤ちゃんの背骨はアーチ形をしていますが、ハイハイをするようになると、頸椎が前方にカーブしてきます。
やがて立ち上がって歩くようになると、腰の部分がカーブを描き、体の横から見ると、首から腰までがS字状になった成人の背骨が完成します。
このS字状の緩やかなカーブを生理的湾曲といい、体の重みを効率よく支える構造と機能を果たしています。
腰は、体をよじったり、伸ばしたり、かがむなど、様々な動作をするたびにストレスを受けています。このストレスが積み重なり、歪んだり変形して脊髄を圧迫するようになります。そのために腰痛が発症するのです。

腰の構造

4つの構造(カテゴリ)から説明させて頂きます。

1.背骨

背骨は一向につながった骨ではなく、椎骨と言う骨のブロックが32~34個積み重なってできています。
まず首には7個の頸椎があり、その下には12個の胸椎、腰には5個の腰椎、そして1個の仙骨(5個の仙椎が癒合してできている)と1個の尾骨(個人差があり、 3~5個の尾椎が癒合してできている)になります。
1番上の第一頸椎は頭蓋骨につながり、下部の仙骨と尾骨で骨盤とつながっています。
椎骨の中でも腰椎は、頸椎や胸椎と比べると大きく、強い構造を持っていますが、一つ一つの椎骨の構造そのものがほとんど同じです。
椎骨の腹側には臼に似た形の椎体、そして背側には上下に関節突起を椎弓があります。横にはついになった横突起があり、ここに背骨を支える筋肉がついています。それぞれの椎骨には椎弓と呼ばれる孔があいてて、その孔が連続してつながって菅のようになっており(脊柱管) 、その中を脳から出た神経の束である脊髄が通っています。さらに後方に棘突起があります。棘突起は椎骨同士を結んでいる棘間靱帯や棘上靱帯がついているところです。
椎骨同士は関節突起で重なり合って椎間関節を作っており、椎骨と椎骨の間にはクッションの役割をする椎間板があって、体をひねったり曲げたりする関節の機能を果たしています。
椎間板の中には髄核と言う透明なゼリー状のものが入っていて、その周りをかたい線維輪が取り込んでいます。
椎間板が老化してくると、クッションとしての役割を果たせなくなり、ひびが入ってそこから髄核がはみ出し、周りの神経や髄核を圧迫して腰痛を起こすようになります。

2.靭帯と筋肉

腰椎を支えているのが、靭帯と筋肉です。靱帯には、腰椎の前方にある前縦靱帯、後方のある後縦靭帯、脊髄が入っている脊柱管の後方にある黄色靭帯、棘突起に付いている棘上靭帯と棘間靭帯があります。これらの靭帯は老化現象で分厚くなったり、骨化することがあり、腰痛の原因となります。
また、筋肉も腰痛の原因になります。正常な腰椎は前にカーブしていますが、このカーブが大きくなると、腰椎を圧迫するようになります。そのために腰痛が起こります。
また、背骨を支えている。腹筋と背筋が弱くなると、腰椎が歪んで、腰痛が起こりやすくなります。
腹筋の代表格は腹直筋で、腰を前に曲げるときに働きますが、この腹直筋の働きによって、腰を曲げた時に腰椎のカーブが深くならずに済むのです。
一方、背筋は腰をそらせるときに働く筋肉で、背筋が弱くなると腰椎のカードが深くなります。
しかし、どちらが強すぎても腰椎は正常な位置を保てません。腹筋と背筋が共に同じくらい丈夫であることが必要なのです。

3.骨盤

骨盤が何らかの原因で傾いていると、腰椎のカーブが大きくなって腰痛の原因になります。骨盤を支えている筋肉には大臀筋と腸腰筋があります。
大臀筋は骨盤の前傾を減少させるように働いている筋肉で、腰椎の前弯を少なくさせています。
腸腰筋は骨盤の前傾を強化させる働きのある筋肉です。この2つの筋肉が弱くなると骨盤の前傾が強くなるので、腰椎は前弯を増加させて、体をまっすぐに保とうとします。
これが腰痛の原因になります。また、大臀筋と腸腰筋のどちらが強すぎても、弱すぎても腰椎は正常な位置を保てないので、腰痛を起こす原因となります。

4.神経

脊柱管の中には、第一または第二腰椎のあたりまで、脊髄神経が通っています。そして、第3腰椎付近で脊髄の神経の束がほぐれて、馬尾神経が始まります。
馬尾神経は下肢を支配している神経で、神経の束の様子が馬のしっぽに似ていることから馬尾神経と言う名前が付けられました。
脊髄神経は、各腰椎ごとに脊柱管から神経根を出して、全身の運動機能を司り、また皮膚に達してい様々な刺激を知覚し、信号を脳に送ります。
これらの腰椎を形成している関節に障害が起きると腰痛が現れます。

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京都整体 あだち整体院(京都市西京区桂)の院長 安達 護

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