腰痛はなぜ起こる

2013年9月5日 | コラム

成長に合わせてできるS字形のカーブ


腰痛は、人間が日本足で起立し歩行するようになって以来宿命づけられた病気だと言われています。
腰痛が起こるのはなぜか、腰や背中の仕組み、働きを見ながら説明していきましょう。
私たち人間は、母親の胎内に入るときには手足を曲げ、背中を丸めた姿勢をしています。
脊柱(背骨)も丸まっています。
しかし、生まれて3~4ヶ月も経つと、首のところが前に曲がってきます。
ちょうど「首がすわる」と言う状態で、うつぶせにすると両手でつっぱって首を持ち上げることができるようになります。
5~6ヶ月には寝返りが、 7~8ヶ月頃にはお座りやはいはいができるようになりますが、この頃になると、今度は腰のところも前に曲がってきます。
横から見ると脊柱は、首が前、背中が後、腰が前というS字形のカーブを描きます。 1年頃2本足でで立って歩けるようになると、この形はいっそうはっきりしてきます。
つまり、私たち人間の脊柱は、まっすぐな柱を立てたようなものではなく、上半身を支えると同時に曲げたり伸ばしたり、ひねったりと言う自在な動きにうまく対応できるよう、
S字形のしなやかな柱の構造をしているのです。
S字形の脊柱がどんな仕組みになっているのか、もう少し詳しく見てみましょう。

骨盤の上に積み上げられた24個の椎骨

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私たちの体の1番上に位置しているのは、言うまでもなく頭で、その重い頭を直接支えているのが頸椎です。頸椎は7つの椎骨のつながったつくりをしています。
頸椎の下には十二個の椎骨からなる胸椎があり、胸椎の両側にはそれぞれ肋骨がついています。
胸椎の下には、5個の椎骨からなる腰椎があり、腰椎は骨盤の上に乗っています。骨盤は、左右の寛骨(寛骨の上部を腸骨という)と中央の仙骨、尾骨からなり、
仙骨の上に腰椎が乗った形になっています。
上半身を支える大黒柱の役割をしている脊柱は、このように腰から首まで椎骨がブロックかれんがを積み重ねたような構造をしているのです。
しかも、椎骨と椎骨当の間はセメントのような硬い接着剤で固定されているのではなく、椎間板という軟骨性の板が間に挟まっていて、クッションのような働きをしています。

椎間板の老化が腰痛の原因

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椎間板は中央に髄核があり、その周りを繊維輪と言う輪上の軟骨がとり巻いています。繊維輪の外側は前が前縦靱帯、後が後縦靱帯で補強され、
椎間板の上下には軟骨板があります。
 繊維輪には強い賿原繊維があって、非常に弾力性のある組織です。また、中央にある髄核はゼラチン状態のもので、水分をたくさん含んでいます。
そのため椎間板は弾力があり、脊柱にかかる衝撃を吸収し、和らげているのです。
車のタイヤは重量のある車体を乗せて走りながら、道路の凹凸から受ける衝撃がそのまま車体に伝わらないようなクッションの役目をしています。
それは、タイヤが弾力に富んだゴムでできている上に、中に空気を十分に入れているからです。椎間板もこれと同様で、弾力に富んだ繊維輪の組織と、髄核の水分とがクッション効果を発揮しています。
ところが、髄核は20歳をすぎる頃から水分を失い始め、 30歳以降になると繊維輪からも水分が少なくなっていきます。椎間板は早くから老化して弾力を失うのです。
そのためクッション効果が薄れ、腰椎への衝撃を緩和できなくなり、痛みも生じやすくなります。

筋力の低下も腰椎の原因に

腰椎5番目

上体の動きはもちろんで椎骨と椎間板だけで支えられているわけではありません。骨と骨をつなぎ合わせている靱帯や、筋肉の働きも大きいものです。
中でも筋肉は、伸張や収縮することで関節の曲げ伸ばしに関係するほか、脊柱を安定させる上でも重要な働きをしています。
。たくさんの骨と骨とがつながってできている脊柱がまっすぐ立っていられるのは、その周りにある筋肉が緊張しているからなのです。
例えば、脊柱の両側にある脊柱起立筋、腰の奥のほうにある腰方形筋、お腹側の腹直筋、外腹斜筋、内腹斜筋などが、脊柱の安定や動きに関係しています。
脊柱を安定させるためには、お腹の筋力と背中の筋力がバランスよく保たれなければなりませんが、お腹の筋力の弱まりからそのバランスが崩れ、腰痛の原因になることが結構あります。
ところで、一口に背骨といっても、どの部分も皆同じ大きさをしているわけではありません。頸椎は頭の重みを支えているだけなので椎骨が細く、上からの重みが全部かかってくる腰椎の椎骨は、その重みをしっかり支えられるよう、大きくがっしりつくられています。
逆を言えば、腰椎には絶えず重圧がかかっているということで、トラブルもここへ出やすいということを意味しまーす。
現に、最も腰痛の出やすいのが腰椎の一番下の第5腰椎と仙骨の部分です。

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京都整体 あだち整体院(京都市西京区桂)の院長 安達 護

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